「三宅島は、茅の聖地・セント =カヤ=アイランド!」

日本茅葺き文化協会の安藤邦廣先生が 三宅島に足を運んでくださったことで、私たちの活動は、とても勇気づけられました。噴火の跡に繁茂するハチジョウススキをご覧になり、厳しい環境の中で ハチジョウススキを利用してきた島の先人の、暮らしにおける努力を推し量られ、「茅の聖地・セント=カヤ=アイランド」と三宅島を讃えて「また来ますから」と帰路につかれました。また、竹を用いた ’三宅島の茅葺きの伝統’ を復活させられるよう、調査をしてくださいました。

他にも、黒田先生とご一緒に来島された専門家の先生方が、三宅島での茅の生育や呼称、竹を用いる方法などに関心をもってくださり、ぜひ地元の素材での茅葺きの復活を、そしてそのための茅場の再生を、とおっしゃっていました。

2022年5月

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