昭和初期までは茅葺屋根が多くみられたようで、その葺き替えや修理のためにたくさんの茅が必要でした。島内の道路が整備されていなかったため、他の村(地区)へ運ぶために船で運ぶこともあったそうです。神社の葺き替えの際に大量に他の村へ運ぶ必要があったという記録があります。
江戸時代には、茅で筵や苫(敷物)を編んで、使用したり売ったり、年貢として納めたりしていたようです。まさに限られた資源の利用です。
牛の飼育や放牧がされていた時代が長く、飼料としても消費されたと考えられます(ハチジョウススキ以外にも牧草がありました)。江戸時代は、使役のための牛や野生化した牛、明治~戦後には、乳牛(バター製造)が多くいました。
昭和30年頃までは、木炭の生産が多く、炭俵にも使われたようです。
現在まで、防風の為に畑の周囲に植えたり、畑での敷きわらとして夏野菜の栽培時を中心に使われたりしています。
今後の調査によって、使用や栽培に関する情報を得たいと思います。
(2022年6月)
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